冷却ファンコントロールの実装 暫く運用していたのだが、どうも冷却ファンが動いている様子が無い。 このところ少し温かくなったので隣に置いている純正のLS−GLがどうかと見てみると冷却ファンが動いている。この温度だと当然動いていないといけないはずであるのでDebian化LS−GLはどうかと見てみるとやはり動いていない。 本家の山下氏のページをよく見てみると、当初のLinkStation LS-GL で debian を動かそうの内容では山下氏も言っているように冷却ファンの制御が抜けていることを発見した。 そこで、山下氏のページを参考にさせて頂き以下のとおり冷却ファンコントロールを組み込んだ。 1./usr/local/sbin/fancontrolファイルを以下のとおり作成
このスクリプトは、/etc/fancontrol.confの内容で初期設定の温度設定を変更するようになっているので 2./etc/fancontrol.confを以下のとおり作成。
ファンが回るとうるさいので山下氏の設定より少し温度を上げてみた。 3.cron への登録 10分に1回起動するように設定した。 # crontab -e */10 * * * * nice /bin/sh /usr/local/sbin/fancontrol 2>/dev/null 1>/dev/null ここで、2>/dev/nullは「標準エラー出力」への出力を/dev/nullへ、また「標準出力」への出力をdev/nullへ、リダイレクトしているようである。 4.# tail -f /var/log/syslogで動作を確認 Mar 24 20:20:01 test /USR/SBIN/CRON[1059]: (root) CMD (nice /bin/sh /usr/local/sbin/fancontrol 2>/dev/null 1>/dev/null) Mar 24 20:30:01 test /USR/SBIN/CRON[1070]: (root) CMD (nice /bin/sh /usr/local/sbin/fancontrol 2>/dev/null 1>/dev/null) 現在の温度は以下のコマンドで知ることが出来る。ただし何処の部分の温度かは不明。 # /usr/local/sbin/miconapl -a temp_get #[miconapl.temp_get] temp=30 |