インストール環境と使用環境が異なる
ときの対処方法
1.表示環境 PCが変わると当然ビデオチップや画面の表示サイズが異なりその場合は、Xウィンドウが起動しない。 その時は、CUIとなるのでそこでログインして # dpkg-reconfiugure xserver-xorgを実行して、次々出てくる質問に答える。大抵はDebianの指示の通りで変更の必要はなさそうである。 つまり、Xサーバー関係の設定を自動でやってくれるコマンドである。 2.apt-get install時のCD−ROMを入れるようにとの指示 使用PCにCD−ROMを読みとる環境がない場合ここで止まってしまう。 その場合は、/etc/apt/sources.list ファイルでCD−ROMを参照する行をコメント化する。 3.IPアドレスの取得 IPアドレスを固定にしている場合は問題は少ないが、DHCPで取得する設定の場合、インタフェースの変更等で旨くアドレスを取得出来ないことがあ る。 この場合、 #/sbin/dhclient eth0 などとしてやると取得してくれる。ここでインタフェースは指定しなくても動くようである。 また、デフォルトゲートウェイの設定は、 #route add default gw 192.168.XX.XXXX ちなみにネットワークの再設定は、 #/etc/init.d/networking restart である。 4.IMEの設定方法 Debianでは良く右下に表示されるはずのIMEのアイコンが消えてしまうことがよくあり、こんな時にはIMEの操作設定ができなくなってしまう。 そんな時にコンソールから $ uim-pref-gtk & と入力すると少し時間がかかるが以下の設定画面が立上り設定可能となる。 |