DHCP
サーバー の設定
DHCP の設定ファイルは /etc/dhcpd.conf であるが、このファイルはあらかじめ用意されているわけではないので,
一から作る必要がある。 次の表は /etc/dhcpd.conf の作成例ですある。
server-identifier
monitor.anabuki.dip.jp; --->(1)
shared-network DHCP { --->(2)
option domain-name-servers nx01.abc.or.jp; --->(3)
option domain-name "anabuki.dip.jp"; --->(4)
option routers 192.168.0.100; --->(5)
option subnet-mask 255.255.255.0; --->(6)
option broadcast-address 192.168.0.255; --->(7)
default-lease-time 6000; --->(8)
max-lease-time 72000; --->(9)
subnet 192.168.0.0 netmask 255.255.255.0 { --->(10)
range 192.168.0.64 192.168.0.126; --->(11)
}
} |
(1) DHCP サーバー自身のホスト名または IP アドレス.
(2) { } の範囲の設定に任意の名前を設定しログ参照時に確認しやすくする.
(3) クライアントに設定する DNS サーバー.
(4) ドメイン名.
(5) デフォルトルータ.
(6) サブネットマスク.
(7) ブロードキャストアドレス.
(8) デフォルトの DHCP リース時間.
(9) 最大の DHCP リース時間.
(10) subnet...{ からのサブネット毎の設定.
(11) リースできる IP アドレスの範囲.
以上のように, DHCP の設定ファイル /etc/dhcpd.conf を作成したら次にログファイル
dhcpd.leases を作成します. 通常は /etc または /var/lib/dhcp/ に作ります. 作成方法は,
次のコマンドを実行し,空ファイルとして作成しする。.
# touch /etc/dhcpd.leases
ここまで出来たらいよいよ DHCP サーバーを起動してみます. 次のコマンドを実行してください.
/etc/rc.d/init.d/dhcpd start
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