Nagios画面表示の日本語化
 Nagiosをいじらなくなって数年になるが、この間相当の進歩を遂げた様である。そこでまず当時念願であった表示の日本語化を試してみることとした。
 バージョンは、現在稼働中の1.2に最も近い1.4.1とした。2以上については機能や特に設定ファイルの互換性がたぶん無いので、チョッと試してみる程度にはなりそうに無いので、日本語化を試すことに余り無い時間を割けるようにした。

 方法は、現在稼働中の1.2のディレクトリーを少しよけておいて、空いたNagios本来の稼働ディレクトリーである/usr/local/nagiosに1.4.1をインストールする。
  • Nagios−1.4.1の在処に色んなバージョンがまとまっているのでここから目的のものを頂いてくる。
  • 日本語パッチはここからこれも同じバージョンの nagios-1.4.1-ja.patch.gzを貰ってくる。
  • nagios-1.4.1.tar.gzを適当なディレクトリー、例えば/tmpなどで解凍する。
  • 出来た /tmp/nagios-1.4.1/ にパッチファイルnagios-1.4.1-ja.patch.gzを持ってくる。
  • そのディレクトリーに移動してgzip -dc nagios-1.4.1-ja.patch.gz | patch -p0でパッチを当てる。
 後は通常のNagiosのコンパイル方法である、
# ./configure
# make all
# make install
# make install-init
# make install-config

とやっていく。プラグインと/usr/local/nagios/etc/にある設定ファイルは、旧のものをそのままコピーする。

# bin/nagios -v etc/nagios.cfg

で設定ファイルを確認して起動をかける。
 しかし、ここで引っかかった。それは/usr/local/nagios/var/にrwなるリモートコマンドを使うときの作業用のディレクトリーがあるのだが、このパーミッションの設定が結構ややこしく、手間取ってしまった。
 また、日本語表示であるが、今回はEUC-JPで置き換えているのだが、以前日本語の名前を使いたくてシフト−JISで作っていたのが文字化けしてしまい、EUC-JPに変更しないといけない羽目になった。
 とにもかくにも動いたので、その画面を幾つか載せておく。

Nagiosログイン画面Nagios総括画面Nagios詳細画面
Nagiosホスト詳細画面Nagiosステータスサマリー画面Nagios回線経路図画面
Nagiosホスト制御画面監視履歴集約画面