DietPiを試してみた
前にrock64で試してみたDietPiをラズパイでも試してみた。
使ったimgはDietPi_RPi-ARMv6-Buster.7zである。DietPiもBusterに変わっていた。
当初USB起動を試したが、立ち上げ時のUSBデバイスのチェック部分で引っかかりエラーで止まってしまった。
どうもUSB起動は無理なようなので、SDカードに切り替えて試すと上手く動いてくれた。
Xwindowにrock64の時はMATEを使ったが、今回はより軽いと言われているXfaceを使った。しかし、Busterが重たいのかSDカードが遅いのかわからないが動きは鈍く、またアプリの完成度ももう一つの様な気がした。使おうと思えば使えないことは無いがやはりSSDの快適さを経験してしまうとこの遅さには耐えられない。
Rock64ではそれなりに快適であったが、それよりかなり遅いような気がする。
インストールの方法は https://bigmoro.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-eadffe.html を参考にさせて頂いた。
実施した手順は以下の通りである。
1.imgはDietPi_RPi-ARMv6-Buster.7zを解凍する。
2.balenaEtcherでSDカードをに解凍して得られたimgを書き込む。
3.SDカードをラズパイに挿入して電源を入れる。
4.暫くすると立ち上がりIDとPWを聞いてくる。ID:root PW:dietpiである。
5.GPLv2 Licenseの確認画面が現れるので,<OK>で応答
updateに入るので少し時間が掛かる。
6.初期設定で作られるユーザーである root と dietpi のパスワードを「dietpi」以外にするかどうか尋ねられるので適当に変更。Canselしてもよい。
7.DietPi-Software画面が表示されたら
DietPi-Config → Language/Regional Options → TimeZone Change Timezone Location Setting → Asia/Tokyo
DietPi-Config → Language/Regional Options → Keyboard Change Keyboard Language Setting → 105 → Japanese
なお、ここでは、まだ日本語フォントをインストールしていないのであえてLocaleの設定はしない。
8.DietPi-Software → Installを実行し、最低限のプログラムをインストール
9.リブート
10.リブートしたらdietPi-softwareと入力してDietPi-Software画面を呼び出す。
DietPi-Software → Software Optimizedにてデスクトップを選択する。rock64の時はMATEを選んだので今回はより軽いXfacesとした。
11.デスクトップを選択が終わるとDietPi-Config → AutoStart Optionsを選択
画面が遷移するので
“2:Automatic login(recommended)”を選択
12.DietPi-Software → Installを実行し、デスクトップ環境のプログラムをインストールする。
かなりの時間を要する。
インストールが終了すれば再起動してディスクトップ環境を確認する。
13.確認後ターミナルを立ち上げ日本語環境をインストールする。
apt install xfonts-jisx0213 xfonts-intl-japanese fonts-ipafont fonts-noto xfonts-shinonome
日本語フォントのインストールが済んだら、
dietPi-software
を入力してDietPi-Software画面を呼び出し、
DietPi-Config → Language/Regional Options → Locale Change Language and Regional Settingで”ja_JP.UTF-8 UTF-8”を選択、DietPi-Software→Installを実行し、リブートする。
14.デスクトップ環境の日本語化を確認したら、今度は日本語入力を設定する。
apt-get install ibus ibus-anthy im-config
これで一通りのインストールは終了である。
〇raspbian との速度比較
cpuの速度を sysbench で測ってみるとThread 4 で119.7。
dietpi-configでcpuのパフォーマンスを弄って110.6 であった。
ちなみにraspbianでは thread 4で89.2であった。
何が違うのであろうか。