ラズパイ作業環境整備

折角ラズパイを使っているのだから日々のパソコンを使った作業にも使えるように環境の整備をしてみた。

1 日本語変換ツー
 これまでibus+anthyを使っていたのだが、文末で句読点つまり。で終わると最後の文字が仮名で良いのに漢字になる具合があり、句読点を付けずに変換してその後句読点を入力するなどの対応をしてきた。

 しかし、これでは使い難く、如何しても文書作成はWindowsに頼ってしまう事となる。そこでラズパイでも何とかならないかと幾つかの日本語変換ツールを試した見た。
 結果、fctix+mozcならそういう不具合が無いことが分かったのでこれに変更した。

sudo apt-get remove ibus

でibus+anthyを削除しておき、次に

 sudo apt-get install fcitx+mozc

をインストール。環境の設定を行い、Windowsと同等の操作環境とした。

2 ファイルマネージャのサムネイル表示
 ホームページの作成時には写真を多用するので、ファイルマネージャでファイル一覧を表示させた時にサムネイルでどのような写真かが一覧で見れれば便利である。
 Windowsでは表示の設定で大きいアイコンなどを指定すれば簡単にサムネイル表示が出来る。
 ラズパイでもそのようなことが出来ないか調べてみた所、標準のファイルマネージャで最上部に表示されるアイコンを選択することでWindowsとほぼ同等のことが出来ることが分かった。下図の赤ラインの所である。
 分かってしまえば簡単なことだがここに至るまでにはそれなりの時間を浪費した。

 これで少しは使いやすくなった。後、ホームページで使う写真の修正に適当なツールがないか探しているところである。

ラズパイ3B+に冷却ファン取り付け

久しぶりの書き込みである。このところはarduinoとかESP8266、ESP32でIoTもどきの工作をして楽しんでいる。

 書込みが減ったのは、家庭のルータを取り換えた結果、内部からブログへのアクセスが出来なくなったことが大きな原因である。

 ブログにアクセスするにはスマホのティザリング機能で外部からアクセスする状況を作る必要があり、面倒である。

 しかし、そうも言っておれないのでこれからは勤めて更新するようにしたいものである。

 さて本題のラズパイ3B+であるが、このところ使用中にフリーズしてしまう事が多発し、困っている。

 CPUの温度ではと思い、
$ vcgencmd measure_temp
で測定してみると起動して暫く使っていると60℃を超えている。やはりこれかと思い、他のラズパイ3Bとラズパイ4Bを計ってみると50℃程度、やはり高いようである。

 対策はファンの取り付けしかないので、アマゾンで適当なファン、二個で800円のものを購入し、プラスチックケースの蓋に穴を空けて取りつけた。

 やはりファンである。50℃以下に抑えることが出来た。これで使用中のフリーズは無くなると期待している。

 どうも3B+は他の機種に比べて温度が上がりやすい傾向があるようで temp_soft_limit なるパラメータがあり、デェフォルトは60℃だそうである。ファンは騒音があるので余りつけたくはなかったがフリーズするのでは使えないので仕方が無い。

インターネットでラジオ

 volumioをいじっている内にラジオをネットで気がつき、他の方法がないものかと調べてみた。

 LinuxではRadioTrayなるものがあることを発見。ちょつと古そうだが試して見た。

sudo apt-get install radiotry

でインストール。ラズパイのメニューから起動すると最上段のタスクトレイ右端に表示される。

このアイコンをクリックすると収容されているラジオ局が出てくるので適当なものを選択すれば、生きていれば放送を聞くことが出来る。また、新規に登録することも出来る。この場合はストリーミングのURLが必要となる。

 残念なのは音量の調節が出来ないことである。ネットで見るとメニューの中に設定という項目があり、これから出来ると書いてあるが、私の場合は設定なる項目がどのようにしても現れなかった。ボリューム最大であるのでびっくりする。

 ということで実用には難ありなので、インターネットのホームページでサイマル放送のページがあるのでここから試してみた。国内だけでvolumioに収容されているものと比べるとはるかに小規模ではあるが、簡単に放送を聞くことが出来るのでラジオの聴取はこのページから行うこととした。

Volumioの赤外線リモコン制御

 苦労したvolumio2の赤外線リモコン制御が何とか動き出した。やはりブラウザの画面からのコントロールしていたのに比べると楽である。

 赤外線制御のためのドライバーであるlircdの設定、特にリモコン信号の学習で苦労したが、何回もやっている内に慣れたのか成功する確率が上がりさほど苦でもなくなった。

 基盤への受光モジュールの取付けも格好は悪いが何とか動いてくれた。

 キューに入れたFM局を左右の指示で変更できるのは以外と便利である。

木材を使って取付けてみた

最近のトラブルがようやく終息

 ラスパイ4導入に絡んで発生したトラブルがやっと終息した。解決ではないのが残念だが日々の運用には支障がない程度に落ち着かせることが出来た。概要は以下のとおり。

1.ラズパイZEROのwifiドングルが動かなくなった

 RTL8812AUを使ったもので、ラズパイが対応していないのでドライバーを自分でmakeしたものを使っていた。
 upgradeによりシステムのバージョンが変わったためか、反応しなくなった。

 対応は、アップしたバージョンで再makeしたが、ドライバーソースのバージョンも変わっており、何故か動かなかった。そこで仕方なくシステムを動いていた当時のものに再インストールして取り合えず復旧。今後upgrade操作はしないよう気を付ける。

2.頻繁に変わっていたグローバルIPアドレスの原因がSTnetではなく我が家のルーターであることが判明

 かなり古いメルコのルーターであったので、WiFi親機のルーター機能を使う事に変更。結果nagios3をネットワーク内で稼働させることになり、監視機能は少し向上した。

 ただ、従来可能であったネットワーク内部から公開サーバーへのアクセスが出来なくなり、別ルートでアクセスせざるを得ないblogのメンテに苦労することとなってしまった。

3.ラズパイ4はUSB起動が出来ない。

 当面SDカードを併用したUSB起動で運用し、ラズパイ4の対応を待つこととする。

ラズパイに監視ツールnagios3をインストール

 ホームページを公開しているのだがIPアドレスがちょくちょく変わりアクセス出来ない時間帯が発生しているので安定性に欠けるのではと思い、定量的に把握したくてかつてメルコのリンクステーションをハックしてインストールして使っていたnagiosを再びインストールしてみた。

 ラズパイゼロを使ったが、インストールは簡単でapt-get install nagios3 で完了した。
 監視した結果を表示するために使うappach2は既にインストールしていたので道具立てははこれだけである。
 しかし設定に関してはネットを見るが適当なものが無く、過去にホームページに書いて置いたものを見直したりしながら何とか動かす事ができた。
 詳しくは備忘録に書くが、やりたかった日本語化はパッチが最近のバージョン用には公開されていないようであり、かと言って自分で作る力もないので諦めることとした。

 anabuki.mydns.jpへのアクセスが出来なくなる時間を調べるだけなので、日本語化はが出来なくても問題は無さそうである。

アイコンの変更は出来たが日本語化は出来なかった。

rtl8812auを使ったWiFiが止まってしまった。

 ラズパイZEROで使っていたrtl8812auを使ったドングルが止まってしまった。理由はシステムのアップグレイドをしてしまったせいのようである。

 アップグレイド後のバージョン番号を見てみるとドライバーをコンパイルした時のバージョンと異なっている。どうもこれが原因のようであるが、再コンパイルとなれば一年も前にしたことなのでよく覚えていない。

 こんな時のための備忘録でラズベリーパイ設定に関するTipsに当時のやり方を書いているのでそれを見ながら再度コンパイルしてみるしかない。

 別のMelcoのドングルでは動いてくれたので、それでお茶を濁しながら挑戦してみることとする。

〇追記(令和2年1月15日)

 upgrade したシステムでコンパイルしたがドライバーのソースも前に成功したものとは変わっていたこともあり、make でコンパイルは成功するが動かない。少し条件を変えてみたりしたが結局は状況は変わらず諦めることとして、前に動いていたドライバーrtl8812au.koをコンパイルした時のシステム 4.14.98+ が2019-4-08リリースのものと同じであったためこれをインストールして使用することとした。
 ただしupdateはsambaなどがインストール出来ないので実施したがシステムが変わるupgradeはせずに、これに動いていたrtl8812au.koをコピーして使用することとした。
 何分買ったドングルがここで使う以外使い道が無いもので止む無くこれで暫く使っていくこととする。くれぐれもupgradeはしないよう気を付けなければ。

ラズパイにアンドロイドをインストール

 ネットを見ているとラズパイにアンドロイドをインストールしたとの記事が散見されるので、試してみた。実はRock64で試したことはあるのだが、上手く動かなかった経験があり、そのリベンジの意味もある。

 ラズパイ用のアンドロイドは幾つかあるようなのだが、アンドロイド9が目につき

  lineage-16.0-20191222-UNOFFICIAL-KonstaKANG-rpi3.zip   に決めた。

 使用したラズパイは3B+。当初USBでの起動が好都合なので試してみたが、何故か上手く起動しない。それで諦めてSDカードで試すと起動することが出来た。
 ネットで探してみるとUSB起動とするためには一部ファイル名の変更が必要との記事を発見し、それを試してみると起動することに成功した。

 修正箇所は以下の通りで、これらファイルがあるのは、FAT32でフォーマットしたドライブのためWindowsで修正が可能であった。
 修正したのは以下の通り、

   mv ramdisk.img ramdisk-sdcard.img
  mv ramdisk-usb.img ramdisk.img
  mv ramdisk-recovery.img ramdisk-recovery-sdcard.img
  mv ramdisk-recovery-usb.img ramdisk-recovery.img

表記はLinuxのコマンド形式で書かれているがWindowsではエクスプローラでファイル一覧を表示させ、ファイル名の変更で名前を順番に置き換えればよい。
 これで起動はしたが、使い方が良く分からない。ブラウザはアンドロイド標準のChromeがインストールされておりホームページの閲覧は出きるのだが、それ以外の操作が出来ない。気がついた主な点は以下のとおりである。

  • アプリのインストールをするとラズパイではなくグーグルで同期している別のスマホにインストールされてしまう。
  • 日本語入力が出来ない。
  • 初期状態でインストールされているアプリが少ないためファイル名すら見ることができない。
  • raspbianより少し重たいようでSDカードでは動きが鈍く、USBメモリーで何とか我慢すれば使えるレスポンスとなった。

 ということで動くものの常用で使うことは困難である。一般的なスマホと比べるとかなり重たい。メモリーが3Gとラズパイの三倍もあることから当然かもしれないが。使い方についてはもう少し調べてみることとする。また、別のタイプのアンドロイドも試してみることとする。


ラズパイ4を購入

年末年始、少し時間が取れそうなので前から興味があったラズパイ4をアマゾンで購入した。

ラズパイについては十分知っているつもりであったが、買ってみないと分からないもので以外な事が幾つかあった。

一つ目はHIDMのコネクターがラズパイゼロよりもう一段小さいもので、合わなかったことである。そこでこれを買い足すはめとなった。しかし、百均にも変換コネクターがあったので買ってみたが問題なく使用出来た。まぁこうゆうこともある。

2つ目は、USB起動に対応していないことである。SDメモリでは読み書きの速度が遅いので、SSDにシステムを入れ、高速運用を画策していたのでガックリである。ネットで調べると近々対応するとか、ラズパイゼロで試みたSDメモリで起動し、その後はUSBストレージで運用する方法がある事がわかった。とりあえず後者のSDメモリ起動+USB運用を試してみることとする。

 少し使った感じではラズパイ3よりは速そうであり、パソコンとして使えそうである。起動が上手くいった後速度も測ってみたい。

LaLaコール発信不良

 LaLaコールに登録後自宅のWi-Fiでテストした時には問題無かったのだが、外に持ち出して使ってみると発信が出来ない事が多々有る事に気がついた。

 モバイル環境だとそうなるのかもと考え両方で試してみるが、Wi-Fi環境でも発信できない事もあり、接続環境ではなさそである。ネットで見てみるとアプリの再起動なる記述が散見される。

 私の操作は、電源ボタンで起動後アプリ一覧からLaLaコールをタップして起動していたが、これだとバッググラウンドで動いているところに起動するので二重起動の様な状態になるのであろうか。

 この様な場合、バッググラウンドで動いているものを呼び出すのではと思っていたのだが、そうでは無いのかもしれない。今後はバッググラウンドのものを呼び出す事で使って見る事としてみることとする。